秋になると毎年シュウメイギク(秋明菊)を思い出します。
秋に明るい菊と書くので秋を象徴する1つなのではないかなと思います。
このシュウメイギクを上手に咲かせる育て方をまとめました。
このページのもくじ
シュウメイギクとは
先に簡単にシュウメイギクについてご紹介です。
シュウメイギクは日本のモノではない
もともとシュウメイギクは日本にあったわけではなく、かなり昔に中国から渡ってきたものが自生したのではと言われています。
今では、本州、四国、九州の山でも見ることが出来るくらい広がっています。
シュウメイギクの特徴
シュウメイギクは最近は品種改良されたことによって、花の色が白やピンク。又は花弁が少なめなのが存在しています。
もともとは紫色の花をしており、花の形も菊と同じように何枚もの花弁が重なっています。
開花時期は8月~10月。
秋真っ盛りな時期に咲くので、秋の花としても有名です。
冬になると枯れてしまいますが、茎を葉が枯れているだけで、春になるとまた芽が出てきます。
シュウメイギクの育て方
メインテーマの「シュウメイギクの育て方」に移ります。
土について
シュウメイギクが好む土は少し弱酸性になっている土を好むそうです。
水はけがよいよりは少し保っているくらいの土質であるのが理想です。
アルカリ性になるとシュウメイギクは育ちが少し悪くなるようです。
その土がアルカリ性に傾く要因としては、コンクリートの成分が土に流れ出していることなどが上げられます。
できれば、コンクリートの近くにはしないようにしましょう。
水やりについて
さきに書いたように、少し水っぽさがある土を好むので、土の表面が乾いて来たらたっぷりと上げるくらいがよいとされています。
地面に直接植えている場合は、しっかりと根が張るまではある程度水を与えたほうが良いですが、しっかりと根付くとそこまで気にして水を上げる必要はありません。
肥料について
普通は芽が出てくるときなどに与えようとする方が多いと思いますが、シュウメイギクに関しては少し違っています。
「花が咲き終わったころ」
このタイミングで肥料を上げるのがよいとされています。
与える肥料は、化成肥料や油粕で構いません。
それを適量少し離れたところに撒いてあげます。
なぜそうするかというと、一度花を咲かせたら終わってしまう植物ではありません。
地中で春が来るのを待っている花なので、来年も元気よく育ったねと次へつなげる栄養を与えてあげるのだそうです。
日当たりについて
シュウメイギクが好むのは、半日は日陰になっている所です。
光が強すぎると葉っぱが乾燥しがちになったり、大きく育たない場合があります。
南に置くよりは、北や大きなモノで陰になりやすい場所に置いてあげると良いでしょう。
綺麗に咲かすポイント
日常の手入れ
- 花が終わった茎は切る
- 1年が終わったら地上に見えている枯れた部分は取り除く
害虫に注意
アブラムシが付きやすいです。
特に新芽の時やつぼみの時が付きやすいとされているので、気を付けてあげましょう。
育て方を紹介した動画を発見しました
シュウメイギクを育てるにあたって、かなり参考になる動画を発見しましたのでご紹介します。
秋明菊(シュウメイギク)の育て方・日常管理