ソーセージやウインナー、そしてあとはフランクフルト。
いつも何気なく食べているソーセージ。
なぜ同じようなモノなのに名前の違いがあるのかご存知ですか?
調べてみると面白かったのですが、実はこれには日本独自の定義というか見分け方がありました。
昔と今とでは違うけど、今は「太さ」の違い!
- 太さが直径20mm未満のをウインナー
- 20mm以上36mm未満のをフランクフルト
- 36mm以上のをボロニアソーセージ
以下で詳しくご紹介しますね。
ソーセージだけ別の取り扱い?!
ソーセージ、ウインナー、フランクフルトと同じように見えますが、調べてみると違いが分かってきました。
実は、ソーセージだけ少し定義が違ったのです。
ソーセージというのは、こういった腸詰した長細い加工肉の全般のことを言います。
総称としてソーセージがあり、ソーセージの中に「ウインナー」や「フランクフルト」、「ボロニアソーセージ」とそこまで耳にはしないですが3種類に分類されています。
ソーセージ、ウインナー、フランクフルトは昔と今では定義が違う
なかなか知られていませんが、昔の定義と今の定義は時代の流れによって変化しています。
まずは、その違いからご紹介です。
昔の定義「腸の違い」
昔の本質的な違いは、詰める腸の違いでした。
- ウインナー→羊の腸に詰める
- フランクフルト→豚の腸に詰める
- ボロニアソーセージ→牛の腸に詰める
昔の定義はこのように決められていたのですが、近年になって変わっていきます。
現在の定義「太さ」
最近は人口の腸(人工ケーシングといいます)が主流になってきており、どの腸に詰まっているかで判断を付けることが出来なくなってきました。
そこで考えられたのが以下の定義です。(人工ケーシングを使った場合)
- 太さが直径20mm未満のをウインナー
- 20mm以上36mm未満のをフランクフルト
- 36mm以上のをボロニアソーセージ
このように定められました。
なお、今でもそれぞれの腸が使われていた場合は、太さや長さに関係なく、そこに定められた形で呼ばれているようです。
なぜ、人工ケーシングが主流になったのか
余談ですが、人工ケーシングとは食用として作られた腸の代わりになる詰めるためのものです。
昔、ソーセージの為に羊、豚、牛が大量に使われていました。
その為、ソーセージ文化が世界中に広がると腸が足らなくなってしまいます。
また、命を大切にする必要があるので、それに代わるものが開発されて今日に至ります。