恵方巻き、食べてますか?
TAIJIの家庭では毎年食べるようにしてます。
先日、子供になんで食べるの?と聞かれたのですが、なんとなく理由はわかるものの自信を持って説明できない自分に気づきました。
今回はそんな気になったことを調べるクセがあるTAIJIが節分の時に食べる恵方巻きの理由と由来を簡単にまとめました。
恵方巻きを食べる理由と由来
なぜ、恵方巻きを節分にたべるのかを調べたところ、最近では日本全国で食べられている恵方巻きですが、始まりは大阪を中心とした近畿地方の風習だったそうです。
恵方とは歳徳神(としとくじん)がいる方位
今年の幸せを司る神様(歳徳神)がいる方位の事を恵方といいます。
歳徳神がいる方向から幸せオーラが流れ込んでくると考えられており、幸せオーラを太巻きに巻き込んで体内に取り入れ、1年の幸せを願ったのが始まりとされています。
海苔=金棒&長い=健康
海苔で巻いてあり黒いことから、鬼の金棒とされ、邪気を払うと言われていたり。
太く長いモノを食べることによって、1年の健康を願ったともされています。
*なお、起源については諸説あったので、私的にしっくりきた説をご紹介しました。
恵方巻とは最近ついた名前だった!?
恵方巻きを食べる風習は昔からあったのですが、もともとは「太巻き」や「丸かぶり寿司」と呼ばれていました。
実は、「恵方巻き」という名前自体は、最近まで全く広がっていなかったのです。
「恵方巻き」という名前が全国に広まるきっかけとなったのが、1998年(平成10年)のこと。
コンビニの「セブンイレブン」がその文化に目をつけました。
節分の時に食べる太巻きの事を、「恵方巻き」という名前を採用して販売を開始したところ、全国的に「恵方巻き」が浸透していきました。
最近の恵方巻の販売個数は半端ない
2000年代にはいるとセブンイレブンだけでなく、ほかのコンビニも恵方巻きの販売をスタートしました。
恵方巻きの販売時期は短いですが、その期間の中だけの販売で、販売個数は3000万本を超えていると言われています。
しかも、このデータは約10年前のものなので、今ではもっと売れているのではないでしょうか。
節分の日だけで、コンビニ大手3社合計で約1000万本売れたというのが発表されていました。
まとめ
- 恵方とは歳徳神がいる方位
- 恵方からの良いエネルギーを太巻きに包んで食べる風習
- 海苔の黒は金棒
- 長いのは健康
- 恵方巻きという名前が広がったのは平成10年以降
恵方巻きというと、昔からの行事だったと感じますが、全国に広まったのは、実はまだ最近の事だったとは驚きですね。
イベント好きな日本人はどんどん取り入れていきますね。