こんにちは、
TAIJI(@taiji_jintano)です。
先日、マーガリンが体に悪いと言われているけど、それは本当なのかというテーマでお届けしました。
そんな中、気になることがもう1つ。
マーガリンとバターは似ているけど、名前が違っているからには何かはやっぱり違う。
でも、実際はどこが違うのかはよく分からないという方は多いと思います。
今回はそんな方向けにマーガリンとバターの違いをできるだけ簡単にまとめました。
原料の違い
さすがに、メーカーによっていろいろ違うと思いますが、まずは一般的に原料となってるものの違いから見ていきます。
マーガリンの原料
- 植物性油脂
- 動物性油脂
- 発酵乳
- 食塩
- 水素
- ビタミン各種
その他、昔はクジラの油を使ったマーガリンもあったそうですよ。
バターの原料
- 牛乳
- 食塩(有塩バターの場合)
メーカーによっては色んな添加物が含まれるかもしれませんが、原料としては牛乳だけあれば作れます。
原料から見た違い
原料からみると、マーガリンはそもそもいろいろ混ぜられていそうですね。
それもそのはず、基本的に油は常温だと液体なので固めないといけません。
その為にも固める素材を入れて固まった状態を保たせています。
さらに、使っている油も違いますね。
マーガリンは植物や動物の油を使ってますが、バターは牛乳を原料に使っているので、見た目は同じようなのでもモノとしては全然違うことがわかります。
作られ方の違い
原料が違うということは、作られ方も違っています。
次は、製造方法についてい見てみましょう。
マーガリンの作られ方
植物や動物からとった油に発酵乳や食塩、ビタミンを加えてどんどん乳化させます。
ちなみに、乳化とは普段は混ざり合わないようなものを混ぜ合わせることを言います。
ドレッシングも、油とその他というようなものですが、振ると混ざるあれです。
ただ、ドレッシングもそのまま放置しておくとまた分離してしまうように、マーガリンの原料もそうなってしまいます。
分離しないために混ざり合ったタイミングで乳化を固定する材料を添加して、常温でも固まっているくらいの方さを実現させています。
バターの作られ方
牛乳を遠心力や振動の力で乳脂肪を分離させます。
その乳脂肪がバターの素です。
あとは冷水などで不要な成分を抜き取ると、バターになります。
作られ方から見た違い
マーガリンは油に固める為の材料を入れて固めていきます。
それに比べ、バターは牛乳に含まれている脂肪分を取り出して固められたモノです。
見た目は同じようなマーガリンとバターですが、作る工程も全然違いますね。
まとめ
- マーガリンは植物や動物の油を固めたもの
- バターは牛乳に含まれる脂肪分を固めたもの
パンに塗ったり、お菓子につかったりと、使い道は同じマーガリンとバターですが、含まれるものも全然違いました。
マーガリンが体に悪いといわれる理由もそんな所にあります。