こんにちは、
TAIJI(@taiji_jintano)です。
TAIJIの感覚では約10年くらい前からマーガリンは体に良くないというイメージが刷り込まれています。
昔からトーストとマーガリンのセットにお世話になっていたTAIJIにとっては、けっこう衝撃的な話です。
今までマーガリンが何からできているのかについて考えたことはありませんでした。
マーガリンにはトランス脂肪酸が含まれていて、体に悪い影響を及ぼすらしいです。
ただ、悪い影響を及ぼすのに販売され続けているところを見ると、実はそんなに悪くはないもの?
いろんな疑問が出てくるので、調べたことをできるだけ簡単にまとめました。
ただ、TAIJIは日本を信じたい。
販売禁止にならずに売られ続けてるところを見ると、言われているよりは大丈夫なんじゃないかと思います。
マーガリンの原料
主な原料
さっそく、マーガリンが何でできているかをご紹介します。
- 紅花油
- 大豆油
- コーン油
- 菜種油
- パーム油
- 綿実油
こういった植物油がメインで使われています。
ただ、植物の油だけでは固まらないので、そこにいろんな物が混ぜられているそうです。
トランス脂肪酸がキーワード
さすがに植物油だけではマーガリンは出来上がりません。
植物の油は常温では液体です。
工場に届いた油は、ビタミンや水などを添加し、冷蔵庫内くらいの温度でも固まるようになります。
その過程で「トランス脂肪酸」が作られていきます。
トランス脂肪酸の詳しところ
トランス脂肪酸が体及ぼす影響
体内に取り込むトランス脂肪酸が多いと、次の身体に悪い影響があると言われています。
コレステロール値の異常
トランス脂肪酸を取り過ぎて起こることとして有名なのが、血液に関する影響からの心臓病です。
トランス脂肪酸を取りすぎると、血液中の善玉コレステロールが減少し、悪玉コレステロールが増えます。
その結果、心臓の病気、脳の病気に関係してきます。
心筋梗塞、動脈硬化、アルツハイマー、パーキンソン病などが上げられます。
その他、様々な悪影響
その他、いろんな影響が報告されています。
ガンの原因、妊娠しにくくなる、アレルギー体質になるなどです。
現在、トランス脂肪酸は摂取する必要がないものとされています。
言われるだけあって相応の悪い影響はあるんですね。
体に悪いと言われているが
しかし、体にはよくない言われているが、日本では売られ続けている。
農林水産省がトランス脂肪酸に関して言及した記事を見つけたので、ご紹介します。
国際機関が生活習慣病の予防のために開催した専門家会合(食事、栄養及び慢性疾患予防に関するWHO/FAO合同専門家会合)は、食品からとる総脂肪、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸等の目標値を2003年に公表しました。
その中で、トランス脂肪酸の摂取量を、総エネルギー摂取量の1%未満とするよう勧告をしています。日本人が一日に消費するエネルギーは平均で約1,900 kcalですので、平均的な活動量の場合には一人一日当たり約2グラム未満に相当します。
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/t_wakaru/より
要するに、考えられている規定量までだったら、影響は出ないだろうとされています。
1日に食べるマーガリンの量と考えると、せいぜいパンに塗る程度。
それくらいだったら大丈夫だろうと考えられています。
なので、マーガリン主食にしない限りはそこまで気にしなくても良さそうです。
とはいうものの、諸外国ではトランス脂肪酸を含むモノの販売を禁止しているところもあります。
まとめとつぶやき
まとめ
マーガリンが体に悪いと言われている理由は、トランス脂肪酸が含まれていることにあります。
製造の工程でできてしまうこのトランス脂肪酸ですが、大量に摂取しすぎると様々な疾患を引き起こす可能性があるんです。
しかし、国の定めでは、1人あたり1日2グラムまでだったら影響はないといっているので、今でも販売は禁止されていないのが実情。
つぶやき
この、2グラムだったら大丈夫というのが、本当かどうかなんてわからないですよね。
50年くらい人体実験をした結果だったらまだ納得できるけど、恐らくそうではなさそう。
以前、福岡原発事故の際、人体へ影響を与える放射線量の危険数値の基準を引き上げたというニュースをみました。
なにを根拠に「大丈夫」といっているのか。
目先の利益だけを重視しているようにしか思えない今日この頃。