この季節になると、どこからともなく金木犀の甘い香りが漂ってきます。
(この記事は10月の頭に書いています。)
僕自身、金木犀の香りはかなり好きですが、強すぎて嫌いという方もいると思います。
この香りですが、僕の場合は甘くて幸せな香りのはずなのに、なぜか切ないといいますか、寂しい雰囲気を感じます。
そこがなにか味があって、秋の夕暮れの寂しさを際立たせてくれているような感覚です。
今回はこの金木犀の奥ゆかしい香りに秘められた効果をご紹介します。
今回は金木犀の香りが好きな方向けになっています。
このページのもくじ
金木犀に対するツイッターの反応
撮影現場に着いた瞬間金木犀の
香りがしてきてしあわせ気持ち?
ちいさい頃ままとお散歩してたら
金木犀、
ままが大好きな香りなんだよって
教えてくれたのを思い出した ´? ? `?
りなもこの香り大好きだなぁ…? pic.twitter.com/oQ6cpcEuKd
— 大和里菜 (@rina_yamat0) 2015, 10月 9
この時期になるとは金木犀の香りに癒されますなぁ。
#金木犀 pic.twitter.com/5WDtm0f2vJ
— 辰 (@MurasameTatsu) 2015, 10月 9
金木犀がいい匂い?薔薇とか百合とか基本花の匂いは苦手だけど金木犀は好き?
— ももぱんだ (@momo_msk_) 2015, 9月 29
金木犀の匂いは気分わるくなる?( ・o・?)
— 9654 (@chch_356a) 2015, 10月 9
独特な甘い香りがするので、やはり嫌いな人もいますね。
では、本題に入っていきましょう。
金木犀とは
金木犀の花について
金木犀は写真の通り、オレンジ色の小さな花を咲かせます。
この花があの甘い香りを放っています。
同じ仲間で銀木犀というのがあるらしいのですが、金木犀のほうが香りも強いといわれています。
元々は中国の南部に生えており、江戸時代に日本にやってきました。
それからは同じような気候であることから、庭や山で自生するようになっていきます。
この香りの強さから、金木犀をトイレにおいて匂い消しのための芳香剤として多く使われていました。
それによって、トイレを思い出す人もいるのではないでしょうか。
なぜ嫌いと思うのか
前項で嫌いな方もいるというのをご紹介しましたが、嫌いな理由の一つとして、香りに含まれる成分が上げられます。
「γ-デカラクトン」といった成分があります。
これは昆虫を寄せ付けないようにするもので、昆虫にこの香りを嗅がせると、嫌って逃げるような行動を取るそうなのです。
そういったことから、人も嫌だと感じるのは当然なのかもしれません。
金木犀の香りが体に及ぼす効果
ダイエットに効果的かも
金木犀の香りにはダイエット効果があるといわれています。
体内で分泌される物質を抑えることが出来るとか。
その物質とは「オレキシン」といいます。
オレキシンは血糖値が下がってくると分泌される特性があり、その結果、甘いものが食べたくなったり、空腹感を感じたりするようになります。
その分泌するのを金木犀の甘い香りが抑えてくれるのだとか。
そこまで有名になっていないので、おそらくはごく少量の違いだとは思いますが。
目の疲れ、内蔵の疲れを癒す
金木犀の香りには、疲れを緩和させる働きもあるのだとか。
これに関しては調べてみたのですが、詳しい理由は見つかりませんでした。
その他体に及ぼす噂
上で紹介した効果のほかに、金木犀の香りに期待されるものをまとめてみました。
あくまで噂です。
- アンチエイジング効果
- 皮膚の炎症を抑える効果
- 胃炎を抑える効果
こういった効果が期待できるとされています。
金木犀が心に及ぼす効果
リラックス効果
これは、ラベンダーなどで有名ですが、気持ちを落ち着かせるような香りであることから、リラックスや安眠を促す香りとして重宝されています。
ヨーロッパの言い伝え「潜在能力」を引き出す
ヨーロッパの言い伝えの中に、金木犀の香りは潜在能力を引き出す力があると言われています。
どこからそうなったのかは分かりませんが、実際、香りを嗅ぐと、リラックスしているのに頭の回転がよくなるような、そんな感覚になります。
最近の脳科学者が言っていましたが、その状態が最高のパフォーマンスが出せるそうなのです。
金木犀の香りについてまとめ
金木犀は昆虫が嫌うような成分を持っています。
それによって、嫌いに思う方もいるでしょう。
しかし、その香りには体、心に良い効果があるとされています。
食欲を抑えたり、心を落ち着かせたり。
金木犀の香りがお好きな方は、「こういった効果もあるんだなぁ」と心において楽しんでみるのも良いかもしれませんね。