雑学(コラム)

神社とお寺の違いを簡単に解説

神社で読書をすることが好きで、地元にいた頃は週に1.2回は近くの神社にお世話になっていました。

最近、久々に地元の神社へ行って来たのですが、神社への階段を上る最中に、ふと「神社とお寺は具体的にどこが違うんだ?」と気になってしまいました。

神様を祀っているのと、仏像が置いてあるの。

建物が大きい、小さい。

イメージとしては何となくわかっているつもりでしたが、いざ説明しようと思うと良く分かりません。

今回は、「神社とお寺の違い」を簡単にまとめてみました。

神社とお寺の特徴

神社の特徴

日本には約8万5千の神社があるとされています。

神社には神主いますが、その数は実は約2万人。

大半の神社は無人なのです。

我々が住む場所からすぐに1つは神社と言われるような場所はあると思います。

TAIJIの地元にも歩いてすぐのところに神社が1つありますが、そこも放置されているような雰囲気が漂っていました。

神社の起源は、日本にいる神様が住む場所でお祈りや祭典をする際に建てられた祭壇だとされていて、それが神様が住む場所や神様にいてもらいたい場所に神社を建てて祀るようになりました。

神社には鳥居があることが特徴で、これは神様がいる世界と人間が住む世界を区別し、うまく共存できるようにしたのだそうです。

お寺の特徴

お寺の数は約7万5000。

お坊さんの数としては約3万5000人とされています。

神社よりも人が多いんですね。

また、お寺は、インドや中国から伝わった文化です。

インドや中国にはたくさんの寺院があります。

その建物が仏教が日本に渡ってくると同時に入ってきました。

お寺には基本的に仏像があり、お坊さんがお経を唱える。

そんなイメージが強く根付いています。

各県のお寺の数について

お寺は京都が一番多いと思っていませんか?

お寺というと、京都や奈良が多いと感じますが、それは有名なお寺が多いだけ。

実際に1番多いのは愛知県だったのです。

その次に、大阪、兵庫、滋賀と続きます。

今日とはなんと滋賀の次で5番目。

奈良に至っては16番目だったのです。

目的の違い

少し、上記の特徴でお伝えした事の重複になってしまいますが。

神社の役割

神社の役割としては、神様を祀ることにあります。

または、結界として建てられていることが多いそうです。

日本には多くの神様がいると古来より考えられていて、その神々を崇拝しつつ、その恩恵に感謝をする場所として神社が存在しています。

その他には、何かを鎮めるためにあえて神社を作って落ち着いてもらったりしている所もあります。

また、子供が生まれるとお宮参りをします。

神様にお願いをすることで、現世に生きている我々に何かしらの助けを得ることができると信じられています。

恋愛成就、家内安全。

こういったことをお祈りする場所は、よくよく考えてみると神社なのです。

「困った時の神頼み」

まさにこれですね。

お寺の役割

お寺が担っている役割としては、現世というよりも死後のお世話をしているように感じます。

お寺のすぐ隣にお墓があり、納骨などの葬儀に関することもお寺の役割です。

日本で多いお葬式のスタイルとして、お坊さんがお経を唱えてくれるイメージがあります。

そのお経をあげてくれる方々はお寺にいらっしゃいます。

また、日本にある多くのお寺が仏教を基にしています。

お釈迦さま、如来像、菩薩、明王などといった仏像が置かれています。

如来とは、人々を救済するために仏様がいる世界から現世へやってきたものを表しています。

悟りを拓き、人々を救済へと導く。

時には厳しい表情で、時には優し表情でと人が生きる道を教えてくれているようです。

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