ひな祭りの料理にも縁起のいい意味が込められていました。
ひな祭りのお祝いには料理が付き物です。
ハマグリのお吸い物、ちらし寿司といった華やかなものばかりですね。
こういった料理それぞれに意味が込められています。
今回はひな祭りの料理に込められた意味をまとめてみました。
ハマグリのお吸い物:良縁
ハマグリの貝殻は対になっているものでなければぴたりと合いません。
そのことから、良縁の夫婦を表しており、一生一人の人と添い遂げられるようにと願いが込められています。
ちらし寿司:総合運
ちらし寿司に対してのこれといった意味などは見つかりませんでした。
が、そのちらし寿司にはエビ、豆、レンコンといった縁起のいい食べ物が含まれています。
- エビ=長生きの象徴
- 豆=健康の象徴
- レンコン=見通しが効く
こういった意味合いがあり、その思いがちりばめられています。
菱餅:魔除け
緑は健康や長生き、白は清浄、ピンクは魔除けを意味しています。
その他にも緑餅には血液を増やすと言われるヨモギで着色。
白餅には血圧を下げると言われるひしの実が使われています。
ピンクの餅には解毒作用があると言われるクチナシで色を付けられています。
または、ひし形には心臓を表していると言われ、災いをのぞこうという願いが込められています。
ひなあられ:年中健康
餅に砂糖を絡め、炒った和菓子の1つ。
ひな祭りのお菓子といったらこれですよね。
ピンク、白、緑、黄色の4色であることが多く、この4色は四季を表しています。
原料がお餅なのですが、昔、お餅を食べると夏の間健康でいられると信じられており、それを4色に着色したことによって、1年中健康でいられるようにといった願いが込められています。
ひな祭りといって思い浮かぶ代表的な料理はここれくらいでしょうか。
意味をしっかりと理解して、女の子の幸せな成長を願う。
ゆったりとひな祭りを過ごしたいものですね。