この記事ではココナッツオイルにカビを生やさないようにする保存法をご紹介しています。
ココナッツオイルは最近、少し静かになって来ましたが、まだまだ根強い人気がありますね。
髪のケアに使ったり、食べたり、保湿剤代わりにしたりと用途がたくさんあります。
そういった効果についてはこちらをご覧ください。
この健康にも美容にもいいココナッツオイルにカビが生えてしまい、せっかく買ったのに使えなくなってしまった。
そんな経験ありませんか?
勿体無い事にならないようにしたいですよね。
今回はココナッツオイルにカビを生やさない為の保存法についてご紹介します。
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注意!これはカビじゃない?
5月中旬に固体で頂いたココナッツオイル、最近は暑いので完全に液体になっていた。今日は肌寒いと思ったら白カビみたいな形の結晶ができている。面白い。 pic.twitter.com/uzgY246Ngg
— N (@type021) 2015, 6月 5
ココナッツオイルの瓶の中に、写真のように白くカビのようなモノが付着している事があります。
実は、これはカビではなく温度の低下によって起こる凝固反応だとされています。
カビだ!捨ててしまおうと決める前に、少し思い出してみてください。
固まったココナッツオイルを元に戻す方法
ココナッツオイルは20℃~26℃以下になると固まり始める性質があります。
なので、温めると復活することがあります。
湯せんで温めてみてください。
ある程度温めたら、少しかき混ぜます。
温めて無くなる白いものであれば、それはカビではなくココナッツオイルの成分が固まっただけのものです。
これはカビじゃないかな?と思ったら、一度試してみてはいかがでしょう。
カビの生える原因
カビの素となるのは胞子です。
この胞子がココナッツオイルの中に入り、増えてカビが目に見えるようになります。
そのカビの菌・胞子は空中に漂っているので入ってしまうのは普通です。
餌になる水分、ごみなどがたくさん入ることによってカビの増殖が進みます。
例えば、汚れたスプーンを瓶の中に差し込んでしまったり。
蓋を長時間、開けっ放しにしてホコリが入る。
こういったことでカビの菌・胞子が入りつつ汚れがカビの餌、温床になるのです。
カビを防ぐ保存法
カビを入れない、汚れを入れない、増やさない。
この3点に気をつけることでカビは生えにくくなります。
以下は、オススメの保存法と使い方です。
製氷皿小分け保存法
製氷皿にココナッツオイルを小分けにし、冷蔵庫で保存します。
固まったらポコンと外し、瓶などに詰め替えてそれごと冷蔵庫で保存します。
カビは冷えると増殖スピードが落ちる特徴があります。
さらに、小分けにしてあるのでその中の1つにカビや汚れが入ったとしても広まらなくて済みます。
ポンプ式保存容器で保存

こういった100均で買えるようなボトルに詰め込んで必要な時、必要な分だけ出します。
スプーンを何度も入れたりする事がないので、汚れが入りづらく長持ちしやすいと言われています。
ココナッツオイルにカビを生やさないようにする保存法まとめ
カビの菌、胞子が入ってしまうのはしかたありません。
空気中に無数に浮遊しているので、フタを開け閉めすれば自然と入ってしまいます。
汚れを入れないこととカビを増やさない事が一番です。
冷やす事でカビは増えにくくなります。
さらに小分けにすることで全体に汚れが回るのを防ぎます。
ただ、固まったココナッツオイルを毎回溶かして使うというのも少し面倒です。
その為に、少なめに分けたボトル等で保管して、スプーンを差し込まなくても取り出せる状態にしておくと良いです。