「芯の中に空気が入ってかけなくなったボールペンを何とか復活させたい!!」
こんにちは、TAIJIです。
ボールペンがいつのまにかけなくなっていることありませんか?
しかも、インクの芯の中に空気が入るというパッと見て絶望的な状態。
ペン先が固まっているくらいであれば、まだまだ復活の余地はありそうだけど、空気が入ってしまうとどうすればいいのかわかりません。
使えなくなったら新しいものを買えばいいだけのことですが、せっかくなら復活させて使いたい。
今回は、そんな状態になったボールペンを何とか復活させる方法をまとめます。
芯の中に空気が入ってしまったボールペンの復活法
思いっきり振る
おそらく誰もがやっていそうな方法ですね。
「思いっきり振る」
この振り方は水銀を使った体温計の水銀を下げる振り方と同じです。
ペン先とは反対の端(カチカチ押すところ周辺)を持ち、遠心力を使ってブンブン振ってみます。
これで、少しの空気だけだったら抜けるようです。
ただ、気を付けておかないことが一つあります。
インクは芯の中に入っていると固そうに見えますが、実はかなりトロトロ。
振り過ぎるとペン先からインクが飛び出るので下手するとやばいことになります。
ボールペンの中心に輪ゴムを付けて回す
昔懐かしの伊藤家の食卓で紹介されたものがありました。
同じく遠心力を使った方法ですが、今度は輪ゴムを使います。
ボールペンのちょうど中心くらいに輪ゴムをセロテープなどで貼り付けます。
その後、くるくる回すので外れないようにしっかりと張っておいて下さい。
あとは輪ゴムの両端を持ってくるくる回します。
どんどん回すと指が締め付けられてくるので、ある程度のところまで回したら輪ゴムを引っ張るようにして逆回転で一気に戻します。
この方法はYoutubeで上がっていたので、そちらを載せておきますね。
ボールペンに空気が入る理由
上向き・横向きで字を書く
最近では改良されているのもありますが、基本的にボールペンは下に敷いた紙等に書くように考えられていました。
ボールペンの仕組みは、ペン先に仕込まれているボールが回ることによって中のインクが少しずつ出ていくようになっています。
下向きに書いている間であれば、ボールの間にはインクが詰まっているのですが、黒板に書くように横向きで書いたり、寝転がりながら書いたりしていると、ボールとインクの間に空気が入り込んでしまいます。
その空気が芯の中へ逆流することで芯に空気が溜まるようになってしまいます。
細かい振動を与える
これも同じ原理ですが、筆箱などに入った状態のボールペンは横向きになっています。
通学中などで自転車に乗っていたり、歩いていたりすると、筆箱に入っているボールペンは振動を何度も与えられます。
この振動によってペン先のボール部分のインクが片方によってしまい、隙間ができます。
その隙間から空気が入ることもあるようです。
まとめ
さすがに筆箱に入っているボールペンに振動を与えることに関しては、低反発的な筆箱を開発しない限り気を付けようがありません。
しかし、ボールペンを倒したり、反対向きにしながら書くことは気を付けることができそうです。
空気が入ってしまったら遠心力で空気を押し出す。
また、空気が入ることで先のインクが固まってしまうことがあります。
固まる前に空気を追い出すのが理想ですが、もし固まってしまった場合は、お湯につける・ライターでさっと炙るころでインクを柔らかくできます。
無理だもう捨ててしまおうと思う前に試してみる価値はありそうです。