昔から気になっていたことがあります。
「ホワイトチョコって本当にチョコなの?」
チョコっていうんだからチョコなのだろうけど、いつもチョコといっている黒や茶色のチョコレートとはどこが違うのか。
色だけではないと思うので、いろいろ調べてみました。
なお、調べていくにつれて、定義の曖昧さがすごく目立っていたので、ここで言うホワイトチョコは世間一般、ホワイトチョコとして販売されているもの。
ブラックチョコとは、茶色が付いたチョコをまとめることにしました。
ブラックチョコについて
まず最初に、ちょこと信じることができる「ブラックチョコ」について簡単にお話します。
材料
いろいろ調べてみると、基本となっているものがありました。
「カカオマスが40%以上含まれているもの」
カカオマスとはカカオ豆の皮を剥いて、すり潰したペースト状のものをいうそうです。
作られ方
収穫されたカカオ豆は約1週間ほど発酵されます。
発酵が終わった後、水分をできるだけ飛ばすように乾燥させます。
その後、皮を剥いて焙煎します。
この豆をペースト状になるまですり潰します。
カカオ豆はココアバターと呼ばれる脂肪分が多く含まれているので、ペースト状になります。
あとは、砂糖やミルクなどを加えて成形します。
ホワイトチョコについて
材料
ホワイトチョコレートに使われているものからご紹介します。
- 砂糖
- ココアバター
- 乳固形分
作られ方
ホワイトチョコは、ココアバターに砂糖や乳成分を足して作られています。
カカオマスに含まれているココアバターを取り出します。
カカオマス、またはカカオリカーと呼ばれるものをプレス機で圧搾して、ココアバターを搾り取ります。
カカオマスには約50%のココアバターが含まれています。
そのココアバターに砂糖やミルクなどを加えて甘さや硬さを調節します。
まとめ
材料
ブラックチョコに使われているものは、カカオマス、砂糖、乳成分。
ホワイトチョコに使われているものは、ココアバター、砂糖、乳成分でした。
作られ方
ブラックチョコの場合は、カカオ豆を発酵、焙煎したものをペーストにしたものへ砂糖や乳成分を加えます。
ホワイトチョコは、カカオマスやカカオリカーからココアバターを絞り出し、それに対して砂糖や乳成分を加えて作られています。
体にいいのは?
チョコを食べるにあたって気になる所は、甘いから体にいいのかどうか。
もし、食べるとしたらどちらが体に良いのか。
チョコに含まれる健康成分に関しては、また別の記事でご紹介します。
「食べるならブラックチョコレート」
ホワイトチョコレートは、ブラックの部分をなくしてしまっているので白くなります。
しかし、このブラックの部分に体に良い栄養素が含まれています。
鉄分、ミネラル、抗酸化物質(ポリフェノール等)といったものです。
チョコレートは高カロリーなので、太らないとは言えませんが、せっかく食べるのなら体に良いものが良い気がします。